フィギュア世界選手権女子フリー



浅田真央、表彰台も逃しての4位。う〜ん。。。

画面を見ていて、なんかこのリンク、NHK杯とかと比べて狭くね?と思って調べてみたら、この前の四大陸選手権と同様に、フィギュアスケートの国際規格より幅が4メートル狭い、ホッケー規格のリンクなんだそうだ。いつもと比べて真央のスピードのノリが悪いと思ったが、そういうことですか。

キレのある蹴り出しでスピードに乗ることで、高くジャンプすることにより、余裕を持って回転するのが真央の強みであるが、狭いリンクでは不利は否めない。

北米のリンクは基本的にアイスホッケー用だから、フィギュア用の規格で作ってあるリンクの方が少ないだろう。
バンクーバー五輪本番のリンクが、五輪専用の正式なフィギュア規格のリンクであれば良いが、本番でもホッケー規格のリンクだったりすると、スピードとパワーにアドバンテージがある真央より、しなやかな表現力が得意なキム・ヨナの方が有利。


狭くてスピードに乗れないリンクでは、力づくでその場でゴリっと回すロシェットや、スピードにさほど依存していないヨナは有利。

ロシェットにとっては北米は地元だし、ヨナもカナダやアメリカでの練習が多い選手だから、ホッケーリンクには慣れているだろう。

ロシェットもヨナも北米のリンクを良く知っているから、それにあわせたスタイルを身につけているのだろうし。


確かに今日のキム・ヨナはすごかったが、3サルコウをミスしているので、SP・フリーを通してパーフェクトだったのは安藤美姫の方。17点も差がつく内容だとは思えないし、ロシェットが安藤より上というのはなんとも。

今回の世界選手権は、日本とヨーロッパの選手はみなスピードに乗り切れずに失速気味で、フェンスぎりぎりまで接近してしまったりして、まるでミニサーキットを走らされているF-1みたいで、見るからに窮屈で可哀相だった。

ヨナとロシェットには明らかにホームタウンディシジョンがついていて、これが日本かヨーロッパのフル規格のリンクで行なわれていたら、ヨナと安藤と真央とコストナーが僅差で表彰台争いで、ロシェットは圏外だったんじゃないかという気がする。なんともつまらん大会だった。

そんな地元贔屓見え見えの大会でも、完璧な解説をしてのける八木沼・荒川のダブル解説は見事なものだ。これが伊藤みどりだったらポロっと失言してただろう(^^;


最後のインタビューで安藤は、五輪出場枠を三枠持って帰ることが今回の目標だったから、それを達成できて良かったとコメントしていた。

特別頭良いとも世辞に長けているとも言えなさそうな安藤が、自分がパーフェクト演技したことよりも、日本が三枠キープ出来たことが良かったと言及していることが、今大会の全てであるような気がする。



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